職人の一言日記  2017年 9月

2017年 9月20日 水曜日
お引っ越し
総無垢の木の家・八幡

八幡のレッドシダーの家、完成しました!
 

平屋だからこその天窓を付けましたのでリビングへの採光もバツグン。
 
この天窓の採光性は建築基準法でも認められており
法規上では「一般的な壁面の窓に比べ、3倍の採光効果がある」と定められています。

明るさや日差し加減も電動ブラインドをチャチャチャッと操作すればOK。
これにより一日中明るい部屋を実現することが出来ますね!
 

  

こちらの家もヒノキをふんだんに使っていますが
  
ヒノキは切ってから200年まで強くなり続けるといわれている強い木。
これからの長い年月による木の息吹も楽しんでいただければと思います。
 

 

アッ君タッ君、お待たせしました〜
施主様、奥様、まだまだ外構などもありますが

これからも末永く宜しくお願い致します!


では、ここでまたまたお引っ越し日についてのお話です。

お引越しの時は、六曜(大安・仏滅・友引・先負・先勝・赤口)を見て
大安の日にされる事が多いですよね。
その為、大安に引越しが集中し代金も少々高くなる事もあったり
予約が取れないという事も度々お聞きします。

そんな時は、引越し日より前の大安の日に
・神様のお供えものとされている『塩や酒』
・日常使うもの『茶碗や箸』
これらだけを先に引越しさせておくと
大安の日に引越したという意味を持つ縁起担ぎと言われています。

大安吉日にどうしても引っ越しが出来なかった場合でも
これで安心ですね!


2017年 9月10日 日曜日
経年変化
総無垢の木の家・八幡西|総無垢の木の家・八幡

八幡西のAmericanブラックウォールナットの家。


こちらではもうそろそろ内部創作に進みます!

ウォールナットはクルミ科の植物で落ち着きのある深色の木肌が美しい木材です。
狂いが少なく加工性や接着性に優れているので
昔から楽器の素材としても使われています。

また耐衝撃性に強く適度の油分を含んでいるためツヤもあり
人が触れて使い込んでいくことで味のある風合いになっていくことから
経年変化を楽しむことができる素材ともいわれています。

ヒロト君達の成長と共に
 
まろやかな茶色へと変化してくれる事を楽しみに楽しみにしております!



またこちらもお子様の成長が楽しみな八幡のレッドシダーの家。
 

内部創作も進んでおりまして和室や床の間は朱色の珪藻土を施しました。
 

 

朱色は縄文時代からの最も古い色のひとつとされていますので

貝塚などからこの色をあしらった土器や土偶なども見つかっており
日本の伝統色とされている大事な色でもありますね。
こちらもこれからどのような色調に変化していくのか楽しみです。


そして皆で仲良く床塗り!
 
こちらは木の保護材になります。
アッ君タッ君の成長と共に
これから10年20年30年と木の持つ風合いや味わいなどの経年変化を
見守っていただきたいです。

シャンプーハットにそって切ったような前髪が素敵なタッ君〜

もう少しで完成するから待っててね!


2017年 9月 7日 木曜日
地産地消
総無垢の木の家・八幡西|総無垢の木の家・八幡

最近「地元で生産されたものを地元で消費しよう!」
という素晴らしい取り組みをよく耳に致します。

その天の味方とも言うべき大々的なPRを盾(たて)に
 
皆のこの飲みっぷりと食べっぷり。

「地産地消だから」
と言っている私達の趣味はダイエット。
そして特技はリバウンド。

数年前に有酸素運動と称し、犬の行くがまま一時間ほど散歩をしていましたが
犬だけが痩せてきたのでやめました。

ダイエットとリバウンド
終わりなき戦いでございますよ。


  地元を食べよう北九州版
       ↓




さて、そんな北九州の八幡西の現場ですが


外部遮熱透湿防水シート施工も終わりまして、どんどん進めております。



こちら八幡の現場も


外部レッドシダー化粧張りと進んでいます。


レッドシダーは北米に生息し
生命の木として信仰の対象として崇められてきた大木です。

暖かい色調で香りも良く
虫を防ぐ殺菌成分の働きもあり耐久性に優れていますので理想の木ともいわれています。

外部で仕様する木材として強い味方ですね!


2017年 9月 1日 金曜日
処暑
日々の話

秋色次第に濃く、爽やかな9月の季節を迎えました。

処暑(しょしょ)とは二十四節気の一つで
夏の終わり頃を表すことのようですね。
立秋から秋へと移行し、だんだんと暑さがおさまる季節とされているようです。

そのような新秋の折に宗像のお客様のお庭で
日本独特の繊細な「侘び」の雰囲気を感じさせていただきました。


地鎮祭や棟上げの際もそうですが
土地や家はもちろん、石にも木にもあらゆるものに神が宿っていると考えられていますので
自然に対しての畏敬の念を抱いた日本庭園の苔のある風景は
どこかホッと心落ち着くものです。


全て施主様が丹精に育てられたもの。

日本庭園はとてもとても奥が深いので
どうしても遠く難しい世界と謙遜してしまいますが
これを機会に少し勉強させていただこうかなと思います。

施主様と奥様の未来予想図に少しでもそえるよう
職人一同努めてまいりますので
これからよろしくお願い申し上げます。

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