職人の一言日記  2022年12月

2022年12月28日 水曜日
電気工事
総無垢の木の家・鞍手

鞍手の総無垢邸の現場では、電気配線工事を始めました。


この電気配線工事は、コンセント・スイッチプレート・照明器具・アンテナなどの配線を天井裏や壁の内側に通して電気を供給していくための工事のことです。
 

配線は量が多く複雑ですので、しっかりと回路図通りにケーブルを配線しながら電気が連動するよう工事を進めてまいります。



また作業場では大掃除をおこないまして、間〆(けんじめ) の取り付けもおこないました。
 

そして誰よりも早く、若松の「藪そば」に年越しそばを食べに行ってまいりました!


でも年を越すまでにまた食べると思いますので、職人一同丈夫に長〜く伝統技法と創意工夫が詰まった家を建て続けてくれると思います!


2022年12月26日 月曜日
SUUMO
彫刻の家・福岡市東区

SUUMOの最新号が発売されましたので、新築コーナーにご協力いただいた東区の彫刻邸にSUUMOを持参してまいりました!


お子様にもご出演していただきありがとうございました。
また今後も幾度か掲載されると思いますのでよろしくお願いいたします。


そしていつもお世話になっている宮若の先生ご一家のエイジング邸も掲載されまして、本当にいつもありがとうございます!

やはり可愛い平屋建ての人気は安定していますよね〜

同じく平屋建ての吹き抜けロフトの若松邸も掲載されました!
 

いつも施主の皆様にはご協力いただきまして本当にありがとうございます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします!


2022年12月24日 土曜日
間仕切り
総無垢の木の家・鞍手 総無垢の木の家・小嶺

総無垢邸の鞍手の現場では、2階の内部工事を進めています。

これは内部空間を仕切るための間仕切り工事になります。


ユウちゃん部屋の間仕切り工事も進めていますので、内壁といえども強い間仕切りに仕上げてまいります!



また小嶺の現場では、玄関化粧桁の小口の銅板取り付け工事をおこなっています。
 

小口とは桁の断面のことで、ここに銅板を取り付けることで装飾性を増すとともに、雨腐食防止の役割りを担っています。


銅は自らの表面にできる保護膜で雨腐食を防ぐことができ、金属作用による抗菌効果もあります。
また年を重ねるごとに表面の酸化によって徐々にきれいな緑青色に変化して耐久性も増していきますので、銅ならではの独特な光沢の変化もゆっくりと愛でていただけるかと思います。


2022年12月21日 水曜日
天井工事
総無垢の木の家・鞍手

内外工事を進めている鞍手では、内部2階の天井工事に入りました。

こちらは寝室天井の下地工事。


こちらはユウちゃんのお部屋の天井下地工事。
 

そして2階トイレの天井下地工事も進めています。


昔からのことわざで「家選びは天井裏を見よ」というものがありますが、この意味は「見た目だけの家の良さではなく、家の造りの良さを見よ」という、家を例えにした教えとなっています。
これは人を見る時や、仕事や物を選ぶ時のアドバイスとして今でも語り継がれているもので、全てのものは裏部分や中身がしっかりしていることが重要だという教えとのことです。

そのような本来の家の裏部分を毎日現場に見に来られない施主様と奥様には、この職人日記の写真で随時見ていただけるよう努めていきますので、少しでも同じ現場感を味わっていただけたらと思います!


2022年12月20日 火曜日
外壁下地
総無垢の木の家・鞍手

内部と外部の作業を進めている鞍手邸の現場では、外壁の下地工事に入っています。


これは外壁の下地部材として横胴縁を取り付ける工事で、熱を逃がしながら湿度を保つための通気層を設けるという通気工法になります。

それと同時に、上から張る壁の強度を高めて風圧にも耐える力も生みますので、強い壁下地に仕上げてまいります。


また内部の2階では、床に使用するウォールナットの保護塗装をおこなっています。


ウォールナットは、チークやマホガニーと共に世界三大銘木のひとつに数えられます。
ウォールナットの一番の魅力は、黒紫色や赤紫色や茶褐色などの色味が重なり合ってできる深い奥行きのある木肌です。
使い込むほどに光沢を発していきますので、年を重ねるごとに独特な表情を醸し出してくれると思います。


2022年12月19日 月曜日
内外工事
総無垢の木の家・鞍手

無垢で仕上げる鞍手邸の現場では、内部と外部の工事を進めていまして、外部では遮熱透湿防水シート張り工事が完了しました。


この遮熱透湿防水シートとは、赤外線反射率により太陽からの輻射熱を遮ると共に、壁内の湿気や熱を屋外に逃すため結露を防ぐ効果もあります。


また雨水が壁をつたって基礎に流れ込むのを防ぐ土台水切り工事も完了しています。



内部でも2階の床工事に入りまして、この部分にはレッドシダー張りをおこなっています。


また和室天井には、日本独特のレトロさやモダンさを演出するために、丸太の加工工事に入りました!


まだかまだかと出番を待ちながら今まで大事に乾燥させてきた丸太。
棟梁の手によって、おもむきのある情景を感じさせる無二の和室を仕上げさせていただきます!


2022年12月18日 日曜日
忘年会
日々の話

2019年に発生したコロナ禍によって、忘年会も自粛するという年末が続いていましたが、今年は数年ぶりに忘年会をおこなうことができました。


早いもので2022年も残り2週間。
各現場の作業を予定通りに進めながら、年末までの作業を進めさせていただきます!


2022年12月17日 土曜日
美装完了
総無垢の木の家・小嶺

総無垢材仕上げの小嶺邸では内部の作業が終わりまして、全部屋の美装作業が完了しました!




セルロース断熱材と木の浄化作用も進んでいるようで、かなり落ち着いた空間になってきました。


それぞれのドアにもガラス細工を施していますので、和の中にもモダンさを醸し出してくれています。
 

また唐木三大銘木である紫檀で作ったトイレカウンターも完成しまして、木の相乗効果により静かさを感じられるスペースに仕上がっています。


納戸でもすでに調湿効果が発揮されており、こちらでは可動式の棚を採用しています!


可動棚とは収納する物に合わせて高さを調整できる棚のことで、自由な組み合わせができることから無駄なデッドスペースをなくすことができます。


四季折々による季節ものの収納などが多い日本ですので、少しでも手間を省けるような理想の収納に近付ければと思います!


2022年12月15日 木曜日
キッチン
総無垢の木の家・小嶺

完成が近くなってきた小嶺の現場では、キッチンの組立て工事に入りました。

高性能住宅仕様のアイランドキッチンですので、LDKの中心になりそうな存在感がありますね〜
ご夫婦にとってもそれぞれが使い勝手の良いスペースになっていただければと思います!

またLDK横の和室スペースでは、琉球畳敷き工事を始めました。


琉球畳とは正方形の半畳タイプの畳を市松模様に敷いたもので、カラーバリエーションの豊富さも人気になっています。


(写真はInoue・Gikenの琉球畳)


(写真はスマートモダンの家・小倉邸の琉球畳)


その見た目の人気の高さから、最近ではインテリアとしても琉球畳を使用した和室が増えてきました。
ここ数年は和室離れが増加しつつ傾向にあると言われていますが、あらためて和室の良さを感じていただけるきっかけになればと思います。
 

また作業が終わった箇所から美装をおこなっていますので、床部分などは全ての作業が終わり次第、美装仕上げに入らせていただきます!


2022年12月13日 火曜日
美装
総無垢の木の家・小嶺

養生剥ぎをおこなっていた小嶺の現場では、美装屋さんの作業が始まりました!


新築美装は特に気を使う作業で、窓やタイルや床の溝にある残材などを取り除き、各材質によって磨き上げの方法を変えて、きれいに仕上げていきます。

無垢材のあたたかな表情が活かされるよう新築美装を進めさせていただきます!


2022年12月12日 月曜日
玄関
総無垢の木の家・小嶺

内部と外部の養生剥ぎをおこなった小嶺の現場では、外部の設備工事後の残土処理に入りました。




また玄関の養生も剥ぎましたので、頼もしいヒノキの玄関柱がお目見えとなりました!
ウイルルーフ仕上げの玄関ヒサシをしっかりと支え、玄関の顔になってくれると思います。


そして、足元にさりげな〜い注意書きが...




これも職人の小さな遊び心ですね〜
白地に赤字の「土足厳禁ですが。」的な高圧的な注意書きでは、大事な玄関の雰囲気を壊してしまいますので、残った御影石を加工して筆を振るっておりました!
細〜くて小さな字になってしまいましたが、この現場に対する職人の想いも届けることができればと思います。


2022年12月10日 土曜日
養生剥ぎ
総無垢の木の家・小嶺

小嶺の現場では、エコキュートの設置工事を進めています。


そして内部の養生剥ぎを始めまして、総無垢仕上げの綺麗な床も見えてきました〜!






外部のヒサシの養生も剥ぎまして、棟梁が丁寧に木屑掃いをおこなっています。


ドン!とした重厚感ある姿に完成しつつありますので、残りの工事や外構工事を進めさせていただきます!



2022年12月 9日 金曜日
玄関ドア
総無垢の木の家・鞍手

総無垢邸の鞍手の現場では、玄関ドアの取付け工事を始めました!


家の顔ともいわれる大事な玄関。
日本の玄関ドアは外開きが普通となっていますが、これは日本ならではの靴を脱ぐという習慣から生まれた開き方になります。


外国の玄関ドアは、だいたい日本と逆の内開きになっていまして、これは強盗などの犯罪者が家の中に入ろうとした時に、全力で体重をかけてドアを押さえて侵入を防ぐという役割りがあるとのことです。

一方日本では、脱いだ靴がドアに押し潰されることもない外開きが普通に用いられ、世界でも唯一「外開き玄関ドアでも安全な国」といわれています。

また日本国内でも、靴を脱ぐ必要のないホテルや公共施設では、避難経路の妨げにならないよう内開きになっています。
このように玄関ドアひとつにも、それぞれの歴史や文化や事情が根付いている大事な部分になりますので、ドンとした家の顔になるような玄関まわりに仕上げさせていただきます!


2022年12月 8日 木曜日
玄関工事
総無垢の木の家・小嶺 総無垢の木の家・鞍手

八幡西区の小嶺の現場では、勝手口の階段仕上げや玄関アプローチの下地工事に入っています。






玄関土間には御影石を用いて、しっとりとした上品な土間に仕上げていきます。


高級石とされる御影石などの天然石は、昔からその品の良さと共に、衝撃や自然現象による雨風にも強い耐性を持ち合わせた石といわれています。

その特性を活かした強い玄関土間に仕上げてまいります!


また鞍手の現場では、サッシの取付け工事に入りましたので、窓の養生を撤去しました!


きれいに窓をはめ込みまして、大きな外観のイメージも分かりやすくなってきましたね〜


内部でもリビングの天井工事を進めていますので、しっかりとした天井下地を作ってまいります!
 


2022年12月 7日 水曜日
屋根工事
総無垢の木の家・鞍手

内部造作を進めている鞍手の現場では、外部の屋根工事にも入りました!
 

金属素材の長〜い「ガルバリウム鋼板」ですので、クレーン車を投入しての搬入になります。
 

この「ガルバリウム鋼板」とは、非常に強い耐久性や耐震性や防食性と共に、錆びに対しても強い力を発揮する特別な鋼板になります。
 


施工例としては「スマートモダンの家・小倉邸」の外壁をガルバリウム鋼板で施工させていただいています。




性能の高さやモダンでスマートな見た目から、最近では屋根材や壁材として注目されている建材になりますので、耐用年数はもちろん、多様なデザイン性も楽しんでいただければと思います!


2022年12月 6日 火曜日
下地工事
総無垢の木の家・鞍手

鞍手の現場では、内部の作業を進めていまして、玄関ドア枠の下地工事を始めました。


和室と洗面室では、天井下地工事にも入っていますので、しっかりとした下地を作らせていただきます!






また2階の床材の搬入も始めましたので、準備が整い次第作業に入らせていただきます!


2022年12月 5日 月曜日
内部工事
総無垢の木の家・鞍手

鞍手の現場では、外部の構造用耐震ボード張りが完了しましたので、内部の構造用合板張り工事を始めました。


これは1階の床部分に張る構造用合板のことで、外部の構造用耐震ボードと同様に、建物の構造上重要な床などに使われる大事な建材になります。
 
性能も同様で、上下左右からの力に対して強い抵抗力を発揮してくれますので、より頑丈な床に仕上がるよう進めさせていただきます!


また、2階で使用する床材の積み込みもおこないまして、搬入作業に入っています。
 

2階は数年先のお子様の部屋でもありますので、総無垢邸に相応しい木の香りに包まれた心地良い空間に仕上げさせていただきます!


2022年12月 3日 土曜日
外部工事
総無垢の木の家・鞍手 総無垢の木の家・小嶺

鞍手の現場では、引き続き外部の構造用耐震ボード張り工事を進めています。


しっかりと家を囲みまして、次の工程の準備にも入らせていただきます!



また小嶺の現場でも、引き続き玄関ポーチの下地工事を進めています。


勝手口の階段下地や、エコキュート台作りにも入りましたので、外部の左官作業を進めさせていただきます!
 


2022年12月 2日 金曜日
キッチン工事
総無垢の木の家・小嶺

小嶺の現場では、キッチン内の工事に入りまして、カップボードの取付け工事をおこないました!


質感や肌触りも高級感ただよう材質ですので、お揃いのシステムキッチンと共にLDKの主役にもなりそうな空間になってきました。


普段の家事に少しでも便利さと快適さを感じていただけるよう施工していきます。



また外部では、玄関土間の左官工事を始めました!


壁の焼杉に似合うような強い土間に仕上げてまいります!
 


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